rlhの2+3次元録

2次元及び3次元の読書録をしつつ、「推し作品」を紹介するブログです。

7つの習慣① 第一の習慣 主体性を持って生きる

それでは、7つの習慣シリーズ、行ってみましょう。
主体性を持って生きよ、がこの章のメインメッセージですが、その内容をまとめると下記の3つに集約されるかな、と思います。


①刺激と反応の間には反応を選択する自由がある
要するに、辛いことがあってもそれを嫌と捉えるか、成長のきっかけと捉えるかは、自身で選択できるということです。
こうして行動するだけでなく、選択することによって自分の人生の責任を引き受ける必要があるのです。
他者の反応で傷ついたりネガティブになるのは勿体無いし、自分の心は自分で決めよ、ということですね。

②影響の輪に力を注げ
何かを成すためには、まず自分の時間とエネルギーを何に傾けているかに注目します。これを本書では、「関心の輪」と呼びます。
そしてその中で自分にコントロールできる領域を「影響の輪」と呼びます。
そして未来を変えるには、影響の輪に全力を注ぐ必要があります。なぜなら、たとえ自分の関心のある過去を悔いてばかりいても、それが影響を与えられない事象であるなら未来は変えられないからです。
要は、未来を変えるために、主体的に自分が動けることを頑張れ!
ってことですね。

③感情に支配されず、自らの意志で決めよ
刺激につい反応してしまう人の言葉は、決定論パラダイムから生まれます。どうせ自分には変えられない、という思い込みが、ひいては自己達成予言になってしまうのです。
こうして行動が感情に支配されてしまうのであれば、それは自分の責任を放棄し、行動を支配する力を感情に与えてしまっていることになります。
また、問題は自分の外にあるという考え方も問題です。そのような考え方は、自分の外にあるものに支配されるのを許しまっているからです。

①、②の複合的な内容になるかもしれませんが、感情に左右されず、自身が影響を与えられるものには目を向けて、自分の人生の責任を持って主体的に生きることこそが、最初の一歩なのです。

そして、こういった主体性(刺激に左右されず、影響の輪に集中する)を鍛える方法は、約束し、目標を立てそれを実行することです。
些細なことでも実行することで、自分の内面に誠実さが芽生え、自制心を自覚できるようになります。
そして自分に、他者に約束をしそれを守ることによって、少しずつ、その場の気分よりも自尊心のほうが重みを増していきます。
これによって、主体性が少しずつ自分の中に育まれていくのです。