rlhの2+3次元録

2次元及び3次元の読書録をしつつ、「推し作品」を紹介するブログです。

7つの習慣⓪ 自己啓発本の原点としての心構え

さて、今回からはしばらく少し毛色を変えて、ビジネス本のまとめをしていきます。

今回は、自己啓発本の原点ともいえる
7つの習慣
をさらって行きます。全章倒すと長いので、一つずつ更新していきます。今回は、「パラダイムと原則」編!

①レンズの選び方
人は経験による条件付けがモノの見方(パラダイム)に影響を与えます。このモノの見方を決めるレンズが人の世界観を形作るのです。悲観的な物事を見るレンズを持つ人には、物事が全てネガティブに見えるし、楽観的なレンズを持つ人には世界がいいものに見えます。

すなわち、このパラダイムを詳しく読み解くことが、人生を正しく良く生きるためには重要です。
レンズの特性を知り、より正しく客観で見れるレンズにすれば色々と対処ができる、という考え方です。


②人格主義の重要性

世の中には個性主義ともいうべき考え方が蔓延っています。
簡単にいえば、即効性のあるテクニックやポジティブな考え方、などの技術を身につければ成功はできる、というような考え方です。しかし、これはあくまで成功の第一の要素ではない二次的な要素といえます。
二面性や不誠実など人格に根本的な欠陥がありながら、テクニックを使っても一時的にはうまくいったとしても、長続きせず二面性はいずれ相手の不信感を招きます。
どんなに巧みな言葉を使っても、たとえ善意からだとしても、効果は望めません。
何故なら、その人への信頼という土台がなければ、成功は長続きしないからです。言葉の重みは、信頼があってこそ芽生えるのです。
加えて基礎となる人格の良さがあって初めて、テクニックも生きてきます。

すなわち、小手先の技術ではなく、人格の良さ、それに伴う人としての信頼感が成功の重要なファクターと言えるのです。

インサイドアウト

ここまでを簡単にまとめると、
・小手先のテクニックだけでは頭打ちがくるため、人格を良いものにしていく必要がある
・正しいレンズを持つ必要がある

といったことを伝えてきました。
そこに一つ加えると、人格を形成するのは経験です。様々な出来事が自分を形作ります。故に、このレンズが歪んだまま経験を重ねても良き人格が形成されるかは怪しいですよね?

つまり、人間において自分の在り方、考え方は自分が持っているレンズと繋がっている為、良き人格を手に入れるには世界を正しく見るためには在り方を正しく置く必要があるのです。
そのレンズこそが、「原則」であり、この原則に基づいて自らが行動していくこと、すなわち「インサイドアウト(自らの内側にあるものに基づいて外に働きかける」が非常に重要なのです。

④人格と習慣

人格は正しい習慣の積み重ねで生まれる。そしてその習慣を生み出すのは
知識…何をするのか?何故するのか?
スキル…どうやってするのか?
意欲…それをしたいか?

という3つの要素が必要になる。
そして習慣は、効果性を高めるプロセスだともいえる。
そしてこの効果性の根底にあるのは、P/PCバランスとなる。
P…成果
PC…能力
を示すが、成果だけ追い求めれば能力を伸ばすことはできない。すなわち、このPとPCのバランスが最適化して習慣化し、日々実行していくことができれば、人は成長への途をより良く進むことができるのである。


初っ端からだいぶ長くなってしまいましたが、まずはこの辺りで!